ケース01
住替え 現自宅の売却前に新居の購入資金を調達したい
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A物件
売却中の現自宅
評価 6000万円

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B物件
購入予定のマンション
購入金額 5000万円
- 現自宅(A物件)の売却が思うように進まない
- そんな中気に入った物件(B物件)が見つかる
- A物件を担保にB物件の購入資金を融資
- 購入・引越し後にA物件売却
30年前に新興住宅地を購入したが、駅からバス便となる立地。年齢を重ねてきたため、駅近のマンションに住替えを検討していた。
先行して現自宅の売却を開始したが、目途が立つ前に自分の希望に叶うマンションが見つかった。
人気のマンションのため、自宅売却を待っていては売れてしまうかもしれない。
→売却中の現自宅を担保に、新居の購入資金を借入れ。
→無事に新居購入・引越しを行い、売却活動も継続。思い通りの価格で売却し、借入金も返済。
ケース02
築古アパートを売却前に解体し、不動産の売却価格を上げたい
- 築古アパートの売却を検討
- 建物の状態が悪く、売却価格が伸びない
- アパートを担保に建物の解体費を融資
- 売却価格が上がり、売却代金より完済
資産整理のため築古アパートの売却を計画。入居者が全て抜けたところで売却を開始する。
不動産会社に売却の相談をしたが、建物が古く管理状態が悪いこと、過去に増築をしており容積率をオーバーしていることから、思ったような金額での売却が難しそう。
現在の建物が建っている状態だと買い手も限られることから、解体して更地にすることをすすめられるが、事前に解体費用を捻出することができない。
→売却予定のアパートを担保に、建物の解体費を借入れ。
→解体し、更地になったことで売却価格も大幅にアップ。
※居住人が残っている場合には、立退き費用の借入れも可能。
ケース03
売却前に税金の支払いや借入れの返済を済ませておきたい
- 支払期日が迫っている借入金や税金がある
- 不動産の売却代金で支払いたいが、時間がかかる
- 売却物件を担保に借入れし、借入金・税金を精算
- 値下げせず、希望通りの金額で売却活動継続
半年後に弁済期日を迎える借入れがあり、同時期に税金の納付も控えている。
今後の収支を考えると、半年後にまとまった金額を準備するのは難しく、資産を売却して諸々の支払いに充てる計画。チャレンジ価格で売却を始めたが、思ったような反響がなく、3ヶ月が経過。売却にはまだ時間がかかりそう。支払期日に合わせるために値下げをすれば売却は可能だが、思い入れのある不動産なので金額は妥協したくない。
→売却予定の不動産を担保に、借入金の返済資金、税金の納付資金を借入れ。
→資金面の心配がなくなったことで値段を下げずに済み、希望通りの価格で売却活動を継続。